お盆のため七日ごとのお念仏を二週間お休みして、バさまの四十九日の法要を納骨と百か日の法要を兼ねて行い、それが昨日無事済んだ。位牌や墓石に戒名が刻まれ、ご先祖さまの仲間入り。この家の血縁でない夫と私の名も、将来そこに連なるのだと考えると、この家に来たご縁を不思議なものに思う。


死んでしまうってあっけないものだと感じる反面、葬儀や今回のような法要には、暑い中忙しい中、または遠くから駆けつけてくれる人たちがいることに、バさまが確かに生きていた、今もそういう人たちと繋がっているのだと感じる。


親戚やご近所付き合いが、なかなか大変な田舎ではあるけれど、周りとうまくやっていくことが平和に穏やかに暮らすもと。でしゃばることなくまあるい気持ちで、なんとかこの家を次につないでいかないと。