ダーニングに出会って

一昨年の年末、私の母がさっきまで火にかかっていたちんちこちんの土鍋を娘の上着の上にうっかり置いてしまい、袖に穴が開きました。

当て布でもして塞いでみたいと思いつつ、やった事もないので出来ずに2年が経とうとしていました。

そして先日本屋に立ち寄った時、手芸コーナーで野口光さんという方のダーニングの本に出会いました。

 

 

 

 

ページをめくるとすてきな紙面に釘付けになり、娘のあの上着をこの方法でお直ししてみたいと強く思ってしまいました。

帰宅してダーニングを検索。

YouTubeをみたり、どなたかのブログを読んだり。

作業するにあたり、私が普段手にしない刺繍針やダーニングマッシュルームと呼ばれるきのこの形をした道具が必要なんだそう。

そういえば、何年か前に娘がやるかな?と思って買ってそのまま押入れ行きになっていた刺繍セットがあったからと思い出してごそごそしてみたら、針も糸もばっちり揃ってる!

ダーニングマッシュルームは、おたまや電球など様々なもので代用可能とのこと。

 

早速、まず初めに作業に取り掛かかったのはこんな穴。

f:id:whitemagnolian:20221226185857j:image

 

ゴルフボールを被せてゴムで留めて、糸の色を決めて…


f:id:whitemagnolian:20221226190050j:image

f:id:whitemagnolian:20221226190122j:image



 


f:id:whitemagnolian:20221226190239j:image

f:id:whitemagnolian:20221226190242j:image

f:id:whitemagnolian:20221226190245j:image

f:id:whitemagnolian:20221226190248j:image

こんなふうにして、穴が塞がりました。

初めてにしてはなかなかな出来ではないの!と自画自賛。笑

 

次はこんな大物↓


f:id:whitemagnolian:20221226191248j:image

f:id:whitemagnolian:20221226191245j:image

実はこの上着リバーシブルになっていて、この大物はキルティング側とボアフリース側両方のお直しが必要です。

キルティング側に当て布をして、ボア側は小さい穴と同じ方法でやってみようかと思案中です。

お正月を迎える準備をしなきゃと思いつつ、楽しい事を見つけてしまった年末です。