2022 年始の記録
大晦日の夕飯を私の実家で済ませて、自宅に帰って紅白を観たりしながら新しい年を迎えました。私と息子は、大泉洋さんがエヴァに乗り込んだ後、眠りにつきましたが。
今年は、おせちの支度を全くせず、元旦朝もお雑煮のみ。楽させてもらいました。
この家のお正月のお供え。
神棚と仏壇に、お餅と一緒に輪切りの大根と人参を茹でて重ねたものをお供えします。
私がこの家に来た頃は三が日の朝、このお供えをしていましたが、じさまが言うには以前は七日までやっていたそうです。
1週間もたてばきっとお餅もカビてくるし、大根や人参をどれだけ使っていたのでしょう。お下がりの大根や人参をどうやって消費していたのでしょう。
今年は大根と人参は元旦の朝のみ、お餅も2日には片付けさせてもらいました。
氏神様へ初詣に行った後、息子が学校の宿題の書き初めを始めました。
私も便乗して、今年の抱負を書きました。
「整理整頓」と迷ったのですが、物が多い我が家、まずは捨てて物を減らさなければということで。笑
2-4日は夫の実家へ。こちらでは手打ちうどんをしました。
うどんも蕎麦も、みんなの長寿を願って〜
7日の七草粥は、畑に生えている葉物を適当に摘んできて我が家流。
今年一年健やかに過ごすことができますように。
16日は小豆粥。
食べた後のお鍋を洗う時のお水を手足につけて、マムシに噛まれないようおまじない。
これもじさまからの言い伝えです。
2021 年末の記録
年が明けて早くも半月が過ぎてしまいました。腰の違和感は相変わらずですが、辞めていたお風呂上がりのストレッチは新年の幕開けと共に再開しました。
本年もよろしくお願いいたします。
2021年12月30日。お正月のお供え用のお餅をつきました。
12月31日は、夕方から私の実家で忘年会の準備。
夫は蕎麦打ち。今回で5回めくらい。蕎麦打ちは奥が深いそうで、人様に自信を持って食べてもらうにはまだまだな出来です。
私は餃子作り。
蕎麦も餃子も、食べるまでの作業を子どもたちにも手伝ってもらい、楽しく2021年を締めくくることができたと思います。
腰が痛いのです
夏の暑さがおさまる頃から畑の冬野菜の準備を始めたり、じさまが使っていた部屋の片付けなどで前屈みの姿勢で重いものを持ったり同じ作業を繰り返したり、が原因だと思うのですが腰を痛めています。
痛めると言っても、起き上がることができない、歩くことができないという痛みではなく、右の腰から右脚付け根にかけて、張りというか違和感に近いような痛みです。
2年ほど前から庭や畑の草取りをするようになって、その作業の後にも腰痛があったのですが、これまでは数日すれば痛みは無くなっていました。それは、入浴後のストレッチを日課にしているからだと思っていました。
でも今回は、いつものストレッチを続けてもこの腰の痛みがなかなか引きません。1ヶ月経っても改善しないので整形外科を受診しました。
レントゲン写真では特に異常なし。MRI検査をしてみてもどこにも異常は見当たりませんでした。
整形外科の先生に伺うとストレッチの良し悪しについては仰らなかったですが、息子のサッカーに熱心で体の使い方に興味のある夫が言うには、ストレッチは筋肉を引っ張ることをしているので、痛めている場合、それよりも筋肉を緩めることが大事だと。
しばらく日課のストレッチはお休みにして、それでもお風呂上がりにいつもやっていたストレッチがないのは淋しいので週1で通っているヨガ教室で教えてもらったラクロスボールを使ったトリガーポイントほぐしをやって、普段は気がついた時に「腰ゆらゆら体操」というのをやってみています。まだ効果は見られませんが。
年が明ける頃には痛みが気にならなくなっていると良いなと思います。
MRI検査が初めてだったので、感想を書いておきます。
海堂尊さんの医療小説の中で「ガンガントンネル」なんて呼ばれていたのがMRIだという印象を持っていました。なので、ドラム缶を棒で叩いたような音が鳴り響く想像していました。
しかし実際は、ブー ブー ウーウー というサイレンのような音で、思ってたんと違う、でした。腰部だけだったからだと思うのですが、耐えられないものではなかったです。
この頃の収穫物
12月15日、地の神様。今年のお赤飯は失敗でした。
失敗1 ゆでた小豆が柔らか過ぎ。
失敗2 圧力鍋で炊いたのですが、焦げました。
甘くないぼた餅みたい。
私の実家にお裾分けしたら、歯槽膿漏で歯茎を痛めている父は「豆ももち米も柔らかくて食べやすい」と言ってくれました。せめてもの救いでした。笑
八日餅(ようかもち)
12月8日は八日餅。餅つき機でお餅をつきました。
八日餅のことは、この家に来てから知りました。12月と2月の8日にお餅をつきます。
お正月の鏡餅用のお餅も年末につくので、寒い季節はお餅だらけ…とこの家に来たばかりの頃は憂鬱でした。
お餅、嫌いではないのだけれど、当時はじさま&ばさまから「食べよ(食べなさい)」と強要されるのが嫌で嫌で。
今は、子ども達がお餅大好きなのでつくと喜んでくれるし、普段仲良くしてくれているお友達のお宅にお裾分けしたりして、好きな量を作って好きな量をいただく事ができて、気楽にこの行事と向き合うことが出来ています。
どんな意味がある行事なのかと聞かれると、これまた聞きそびれて知らずにいますが。多分昔から農作業を生業としていた事が関係していると私は思っています。
12月は仕事納め、2月は仕事始め的な意味合いがあるのでは?と勝手な推測をしています。かといって、12月9日から翌年2月7日まで遊んで暮らしていたのかと言われるとそうではないと思うのですが、あー、、、ちゃんと聞いておけば良かった。。
小6の娘が、お友達のお家でリースを作ってきました。リースも飾りも100均で揃えてくれて、自分で好きな飾りを選んでリースにくっつけたんだそうです。
1年中飾れそうなのを作ったんだって。クリスマスっぽいのを作ってくると思っていたので、良い意味で期待を裏切られた感じでした。
さつまいもの蔓で作ったリースの飾り付けもしたいな。家中の片付けや掃除も進めていきたいし、あれやこれやと気になる師走です。
えべっさま(えびす講)
先日、普段の食材調達をしにスーパーに行ったら、鯛の形のはんぺんが売っていました。
じさまは毎年11月20日頃になると、キッチンに祀ってある、えびす様を座敷に運んで来て東向きに祀って、ご馳走をお供えしていました。
「えべっさま」とか「おえべっさま」とか呼んでいました。
ご馳走は、ご飯とお汁、それからお祭りやお正月に作る糸蒟蒻と里芋とレンコンを甘辛く煮たもの、鯉をお供えするんだとじさまから聞いたような記憶があります。私が来てからは、鯉のかわりにお店にこの頃になると売り出している鯛の形のはんぺんを買って来ていました。
一晩中お供えして、翌朝、その家の長男がお供えしたご馳走を戴くことになっていたんだそうです。
我が家の神棚の神様は11月中は出雲にお出かけで、この日だけは、えべっさまは座敷で東向きで祀ってもらえるんだと聞きました。
そして、12月1日に出雲から帰ってきた神棚の神様から、えべっさまはほっぺにご飯粒が付いている事を指摘されるんだそうです。
昔からずっとこの家でやってきた事なんだろうけれど、私が次に伝えていかなければ忘れ去られてしまうこと。
こういった年中行事は、面倒で、古くさくて、なんて思っていたけど、その風習にどんな意味があって、これまでの人たちがどんな思いで続けてきたのか。先代の人たちに想いを馳せて少しでも寄り添ってみよう、という心にゆとりみたいなものが出来てきて、生前じさまにもっとちゃんと話を聞いておけば良かったと悔やみます。
訳のわからない事いつまでも続けて、なんて思わずに、毎日の暮らしに気軽に取り入れて家族との会話の話題にしたりして訳のわからないなりに楽しんでいけたらな、なんて思うことにします。
飛んでった麦藁マルチ
さつまいもの収穫が済んだ畝の手入れをしました。
収穫後、畝の上に乗せてあった葉をどかして、肩の部分を鍬で整えて天端を平に均した程度です。
11月1日
春菊 小松菜 チンゲンサイ スイスチャード 人参 大根 の種をその畝に蒔きました。
去年から少しずつ、倉庫や蔵の中の片付けをしているのですが、稲藁や麦藁も仕舞い込まれています。
この麦藁、夏場ならそのままの形でマルチ材として使うと思うのですが、これから寒くなるので菌の働きも鈍るのではと思い、ハサミでチョキチョキ細かくしてみました。
これがまた、大変手間な作業で。
剪定作業で出た枝などを粉砕するガーデンシュレッダーなるものがあるそうで、それを使えばきっと楽なんだろうな、と思いながらも最近マイブームのSpotifyで歴史のお話を聴きつつチョキチョキ。
そして、種まき後の畝にマルチング。
しかし、11月8日、強風により麦藁マルチは吹き飛んでしまいました。
刈って敷く!の草マルチでも、風が強いと飛んでいってしまうので、使っていない支柱で押さえておいたりするのですが、細かいマルチ資材の場合、どうしたら良いのでしょう。今後の課題でもありますが、土の状態が良くなって常に乾燥した状態から適度に保湿された状態を維持できるようになれば改善されるのでは、とも思います。夏草が少なくなっているこの季節は、風ニモマケズ!チョキチョキした麦藁を被せ続けてみよう。
ポットに種まきしたイタリアンパセリ。
多分、一株一本に間引きしないといけないのだろうけど、せっかく発芽したかわいい芽を引き抜くことができず、こんなワサワサに。
上手に間引き出来るようになる事も今後の課題です。